公営電気事業は、地方公共団体が行っている発電事業です。
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発電所の開発状況

平成25年度一覧

水力発電所

事業者名 発電所名 最大出力
(kW)
最大使用水量
(m3/s)
最大有効落差
(m)
運転開始日
鳥取県 賀祥発電所 260 0.9 37.5 平成25年9月

太陽光発電所

事業者名 発電所名 最大出力
(kW)
運転開始日
徳島県 マリンピア沖洲太陽光 2,000 平成25年4月
神奈川県 愛川太陽光 1,896 平成25年5月
鳥取県 企業局西部事務所 200 平成25年5月
群馬県 板倉ニュータウン太陽光 2,268 平成25年7月
大分県 松岡太陽光 1,362 平成25年7月
鳥取県 FAZ倉庫太陽光 500 平成25年10月
徳島県 和田島太陽光 2,000 平成25年10月
鳥取県 企業局東部事務所 120 平成25年12月
岡山県 岡山空港太陽光 3,500 平成25年12月
山形県 県営太陽光 1,000 平成26年2月
島根県 江津浄水場 430 平成26年3月
宮崎県 綾第二発電所太陽光 49.5 平成26年3月

平成25年度発電所運転開始状況

水力発電所

賀祥発電所(鳥取県)

 鳥取県では「とっとりグリーンウェイブ」(緑の豊かさ、環境の良さを全国にアピールし、 自ら行動する県民運動)の取組みの一環として、 再生可能エネルギーの導入拡大を進めており、 平成25年9月から県営賀祥ダムの水が持つ自然エネルギーを利用した小水力発電所の運転を開始しました。


太陽光発電所

マリンピア沖洲太陽光(徳島県)

 公営企業としては「西日本初」のメガソーラーとなる本発電所は、県が率先して自然エネルギーの導入を進めるため、 廃棄物最終処分場跡地を有効活用して建設されました。

 出力は2,000kWで、一般家庭約660世帯分の電力量をまかなうことができます。

 隣接する「環境首都とくしま創造センター(エコみらいとくしま)」2 階には、 メガソーラーを一望できる展望室を備え、自然エネルギーの学習拠点として整備しています。


愛川太陽光(神奈川県)

 神奈川県の再生可能エネルギー導入促進の一環として建設した最大出力1,896kWのメガソーラー発電所です。

 32,000uの敷地に約8,000枚の太陽電池パネルを設置し、一般家庭約520軒分の使用する電気を作っています。

 太陽光発電設備の周辺には、約17,000株のツツジ庭園や芝の遊歩道、展望広場が整備されており、 開所時間中は自由に見学ができるようになっています。


企業局西部事務所太陽光(鳥取県)

 鳥取県では「とっとりグリーンウェイブ」(緑の豊かさ、環境の良さを全国にアピールし、 自ら行動する県民運動)の取組みの一環として、 再生可能エネルギーの導入拡大を進めており、 平成25年5月から企業局西部事務所(日野川工業用水道浄水場)敷地内の未利用地において太陽光発電所の運転を開始しました。


板倉ニュータウン太陽光(群馬県)

 豊富な水力や日照時間の長さなど、群馬県の特色を生かし、新エネルギーによる新たな電力の創出に取り組む 「電源群馬プロジェクト」の最初の取り組みとして、 板倉ニュータウンの産業用地約5ha に建設されました。

 発電規模2,268kW(東地区1,999kW,西地区269kW)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)であり、 群馬県企業局では初めての事業用メガソーラーです。


松岡太陽光(大分県)

 松岡太陽光発電所は、大分県内自治体が行う再生可能エネルギー導入のリーディングモデルとして、 平成25年7月に運転を開始しました。

 一年間で発電する電力量は1,324MWhで、二酸化炭素排出削減に貢献しています。

 また、県民への再生可能エネルギーへの関心と理解を深める環境教育の場として随時施設見学を受け付けています。

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FAZ倉庫太陽光(鳥取県)

 鳥取県では「とっとりグリーンウェイブ」(緑の豊かさ、環境の良さを全国にアピールし、 自ら行動する県民運動)の取組みの一環として、 再生可能エネルギーの導入拡大を進めており、 平成25年10月から境港市竹内工業団地内の公共的施設であるFAZ(輸入促進地域)倉庫の屋根を利用した太陽光発電所の運転を開始しました。


和田島太陽光(徳島県)

 災害時に、発電した電力を非常用電源として活用できるシステムを有する本発電所は、 出力2,000kWのうち災害対応用となる200kW分の太陽電池パネルを周辺地盤より2m高い位置に設置することにより、 津波被害を受けない構造となっています。

 隣接する多目的広場では、送られた電力をテレビや携帯電話等の電源に利用することができます。

 また、電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車を活用すれば、離れた避難所等に電気を運び、地域の非常用電源として利用することが可能です。


企業局東部事務所太陽光(鳥取県)

 鳥取県では「とっとりグリーンウェイブ」(緑の豊かさ、環境の良さを全国にアピールし、 自ら行動する県民運動)の取組みの一環として、 再生可能エネルギーの導入拡大を進めており、平成25年12月から企業局東部事務所(鳥取工業用水道浄水場)敷地内の未利用地において太陽光発電所の運転を開始しました。


岡山空港太陽光(岡山県)

 岡山県では、「晴れの国おかやま」の特長を生かし、岡山空港南側の広大な斜面に、 最大出力3,500kWの太陽光発電所を建設し、 平成25年8月に1号発電所(1,750kW)を、平成25年12月に2号発電所(1,750kW)を運転開始しました。

 空港施設の本来の用途を妨げず、土地を有効に活用するメガソーラーの設置は全国初となるものです。


県営太陽光(山形県)

 山形県では、平成24年度を「再生可能エネルギー元年」と位置づけ、 平成24年3月に策定した「山形県エネルギー戦略」に基づき、 2030年までに原発1基分に相当する約100万kWの開発を目標とし、 再生可能エネルギーの導入拡大を積極的に進めることとしています。

 山形県企業局では、県のエネルギー戦略を踏まえ、積雪の多い地域での大規模太陽光発電の普及を先導的に支援するため、 平成25年度に太陽光発電所を建設し、実証試験を行いならが得られた知見を情報として発信しています。


江津浄水場太陽光(島根県)

 島根県企業局では、未利用地の有効活用を主な目的として、 平成26年3月から最大出力430kWの江津浄水場太陽光発電所を運転開始しました。

 これにより、水力、風力、太陽光の3つの再生可能エネルギーを利用する企業局の発電施設が江津市内に揃いました。

 また、江津地域拠点工業団地で民間のバイオマス発電所も建設中であることから、 江津市と協働して『江津万葉の里 再生可能エネルギー見学ツアー』を企画し、 環境保全意識の高揚や再生可能エネルギー利用の啓発に取り組んでいます。


綾第二発電所太陽光(宮崎県)

 「宮崎県次世代エネルギーパーク」(環境教育のために見学・体験メニューの提供を行う再生可能エネルギー関連施設)である綾第二発電所(水力発電所) の敷地内に最大出力50kWの太陽光発電設備を設置し、平成26年3月から発電を始めています。

 太陽光パネルの架台には、宮崎県産のスギを使用しています。



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